神様の暗号を持つ木とサルーネコの

出会いの物語

  肝臓の木・ホトケナム

(ケンポナシ)とは?

美しい緑色のホトケナムの実
美しい緑色のホトケナムの実
夜に青いオーラを?
夜に青いオーラを?

ホトケナム(和名 ケンポナシ)は中国、朝鮮半島、日本など東アジアに広く自生する落葉樹。

日本でも、北海道から沖縄まで幅広く生育します。漢字での表記は「玄圃梨」。


 夏に球状の実がつきますが、果肉はほぼありません。代わりに柄へいの部分が太くなって果肉のようになり、冬に熟すと食べられます。味は甘く、梨に似ていることから、ケンポ“ナシ”という名前がついたそう。

昔から伝わる二日酔いの民間薬

 その中で長年、特に重宝されてきたのが、二日酔いや吐き気をなくすという用法。ケンポナシの食べられる柄の部分を煎じて服用していたのです。


ホトケナムの伝説

韓国の伝承民話によるとホトケナムは不思議な伝説があるようです。高山に点在するその木は神様の暗号を持っているというのです。夜に霊眼を持つ人が見ると青く輝いて見えると言います。この光は生命と幸運を主催する星・木星の精気を受けて輝くといいます。

神の暗号を持つ木は韓国では絶滅の品種です。

 

 

水、癒し、女性

 

平成11年頃に初めての起業へのアドバイスに頂いたワード

水、女性、癒し・・・

何に巡り合うのか分からないまま、アメリカ、バリ、香港、マカオ、韓国と商材を探す旅が1年。

最後の旅の地、韓国にその答えがありました。

 

 

 ホトケナムの主な現在地は韓国の忠清北道です。

 

忠清北道(チュンチョンプクト、ちゅうせいほくどう)道庁所在地は清州市。通常は忠北と略される。

クリックすると地図へ
クリックすると地図へ

 

ホトケナムの仕入れ先を3週間かけて探し出す。

 

日本でいくら検索しても韓国の情報は限界があります。 

仕入先など全くあてもないまま直接 、

ソウルの漢方を扱う巨大市場へGo! 毎日、大学ノートを持って、直接一件一件値段や品質に ついて聞いて回りました。 

通訳、交渉には娘の友人が協力してくれました。

素晴らしい出会い
素晴らしい出会い

何百件とある市場に毎日ノートを持った母娘が通っているのは市場の人には不思議に写ったでしょう。 

ノートに書いているホッケナムについての 情報や価格表に「そこまで調べたら誰も外国人だからといって、 高値をつけたりしないと褒めて頂きました。(^-^)  

80歳の漢方医のところでは高価な「韓国製」は扱っていないのでソウル一番の問屋に一緒に行って交渉を手伝ってくださいました。本当にありがたかったです。 

とても親切な先生夫妻とわんちゃん
とても親切な先生夫妻とわんちゃん

「いくつものハードル」 

 

日本に戻って、木の形のまま「焙煎」できる 委託会社を探しましたが、「そんなことはできません」

「焙煎機にはいりません」と見つかりませんでした。

せっかく仕入先を見つけてもお茶として製品化できなければ、 

輸入しても無駄になります。

 韓国ではホッケナムは乾燥させただけで直接お水に入れて煮出します。

 

韓国での検査を受けて、 

検疫でも検査を受けます。

 

だから、これ以上、金属探知、異物除去、殺菌、焙煎をしなくても流通できるのですが、もっと美味しく 絶対に安心してお飲みいただけるようにしたかったので粘って、毎日毎日委託先を探しました。 

 

 あるときは静岡、ある時は鳥取、大阪へと委託できる先を探しておりました。 

その場所は高山の森の中でした。
その場所は高山の森の中でした。

 お茶の静岡でもなく標高何百Mの高山に

「そのご縁はありました!!!!」

 

 

 

半ば諦めていたとき、本当に偶然に

  

軽井沢の工房を見つけることが

できました。

  

ほとんどのスタッフが女性で、

  

機械と人の手と目でお茶を作って

 

いるのです。

 

 

多くのハードルを越えて
多くのハードルを越えて

 

「さらに続くハードル」

 

やっと輸入の運びになりましたが、  

今まで日本では輸入したことがないということでジェトロ、ミプロに家族で勉強に行きました。

 

検疫や輸入についていろんな方にお聞きしたり、

何度も検疫へ直接お話を聞きに行きました。 

  

食品衛生法や植物検査法に関わるということで、検査もしっかり受けるように段取りをしました。

 

ところが・・・  

仕入先が日本との取引が今までないためにいろんな行き違いがありました。

輸出する側が出す書類や、検疫に出す書類をなかなか納得してもらえず、その都度、日本通運さんと仕入先と弊社とが ああでもない、こうでもないとやり取りが続きました。

 

 またもや「もう駄目かもしれない」

と頭を抱えました。

 

その都度のビジネスレターは通訳さんにお願いしましたが、内容は何度も失礼がないか転々してお送りしました。

 

祈りが通じて、やっと空港に荷物が届きました。

がっ!!日本初の韓国産の「ホッケナム」の輸入に権益では何日も引きとめがありました。

 

現在日本の漢方薬局で取り扱われているホッケナムの実は中国産のみです。)

工房では今か今かと待っているのにいつまでたっても検疫で止まっておりました。ですが、やっとの事で軽井沢工房へ大量の荷物は運ばれることになりました。

この間も、かくなるうえは韓国へ直接交渉しに行く手配までしていました、あらゆる手を尽くしました。そして感動の日本上陸となりました。何事も初めての事は時間がかかるとはいえ、こうやって思い返すといろんな方に助けられての事と感謝の気持ちでいっぱいです。
 

 

 

 

「いろんな偶然」その①

 

平成24年5月11日に会社登記を一応いたしました。

偶然に平成24年5月11日(金曜日)は壬申 女宿 大安でした。

壬(みずのえ)は、十干の第9位にあたり、五行は水、陰陽は陽。海、大河を象徴し、自由・放浪・体験学習・創造を意味する。

「水、女性、浄化、デトックス」

とヒントを何人かの方にいただきました。

そこから旅が始まりました。
確かに
水で女性を癒し、浄化します。
そして、名前がサルとネコです。
水のサル。女が宿る日、大安。

 

偶然とはいえ驚きました。

 

ハーパーです。
ハーパーです。

 

「いろんな偶然」その②

 

「サルーネコ」 

という名前はさるとねこをひっ付けたのですか?

とよく聞かれますが、実は弊社が「おとだま」といって、音を組み合わせて作った造語なのです。

 

これも偶然ですが、軽井沢の工房や 日本通運さんや関わってくださる方々にネコ好きな人がとても多いようです。我が家は5匹の猫たちがいました。

 

それとこれも不思議ですが、やっと見つけ出した工房はほとんどが女性ばかりの会社でした。大変尽力して下さった日本通運さまの担当者さんも女性でした。

女性を癒すと思っておりましたが、女性が癒すのかもしれません。

また、水を意識するあまり、最初はペットボトルの製品化にトライしました。しかし、品質にこだわるとボトル化は無理でした。ペットボトルはボトル代や運送費など、諸経費がほとんどを占めています。こんなことも初めてビジネスで分からないことだらけでした。ですが、煮出しだろうが、TEAパックだろうが頂くときには「液体」です。お茶は水で作られます。

肝臓の木・ホトケナムはまさにデトックスの作用をいたします。

 

また、ホッケナムは鳥にその美味しい実を食べられないように上から見たら分からないよう葉っぱの下に実をつけるのだそうです。

何故、鳥はだめなのかは??ですが・・

 

唯一、その実を食べて種を拡散するのが、なんとお猿さんだそうです。

 

壬の申(みずのえのさる)・・これも偶然でしょうか?

 

 

プレミアムホトケナムの説明書には我が家の5匹目のネコのハーパーの写真がデザインされています。

 

おさるのような賢いネコのはーパーを保護したのは

24年8月15日お盆の日でした。

 

神様の暗号を持つ木 ホトケナムをサルーネコが拡散していくという導きがあるのかもしれません。

 

肝臓の木・・ホトケナムを通じて多くの人と出会いました。これからも出会っていくことでしょう。

 

お会いできて光栄です。感謝です。

 

長いお話を読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

(*^_^*)

 

 

 

サルーネコからのお礼状
サルーネコからのお礼状

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